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書評『キャッチコピーの作り方』

[表紙: 売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方]『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』
竹内 謙礼 著、日本経済新聞社、2005年8月、1,470円)

よいキャッチコピーを生み出すには特別な才能や高度な発想力が必要だと考えている人が多い。確かに名コピーを作るにはそのような感覚が求められるかもしれない。しかし、ほとんどの場合「順列・組み合わせ」の工夫だけでお釣りが来るぐらいよいキャッチコピーが作れる。

本書も「センスが必要とされるのは大手広告代理店のコピーライターが考えるキャッチコピーぐらいなものである。商売人が作るキャッチコピーには、センスなど必要ないのだ」(p.2)という言葉のとおり、誰でも作れるキャッチコピーの作り方をわかりやすく解説した本だ。

特にネットショップでは文章力が営業力だ。キャッチコピーの付け方いかんによって売上が大きく変わってくる。また、タイトルや見出しをどう書くか、キーワード広告をどう書くかなどはSEO/SEM上極めて重要である。アフィリエイトサイトであれば、商品説明をどう書くかが生命線だ。

本書ではユーザーを訴求するキャッチコピーの付け方が具体例を用いて丁寧に説明されている。一通り読むだけでよいコピーと悪いコピーを瞬時に区別できるようになる。さらに、本書の内容をサイトに落とし込むことで見違えるぐらい魅力的になるだろう。

本書には50ページにわたる「キャッチコピー言い回し辞典」が付録についているので、順列・組み合わせのための語彙を増やしたい人にも役立つ。キャッチコピーを作る際、語彙が豊富なほど「重複」をうまく避けることができる。

なお、本書を活用してネットショップのキャッチコピーを全面的に作り変える場合、その前と後で売上高や購買率(コンバージョンレート)などがどの程度変化したかきちんと測定しておくことを勧めたい。測定結果をもとに、さらによい成果を得るための改善プロセスを作り出せるからだ。

Posted on 2005-10-18T21:40+09:00 | Category: 書評

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