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ブログ文章の制約条件

ブログで文章を書くときに気をつけていることがある。次の2点だ。

理由は、上記を使えば簡単に自分の思いや感情を表現できてしまうので、文章力が向上しないからだ。たとえば顔文字を使うことで「笑い」や「悲しみ」を、赤字で大きなフォントを使うことで「怒り」や「叫び」を表現できるが、その反作用として、文章を工夫する余地がせばまってしまう。

よい文章・悪い文章

喜怒哀楽も情緒も孤独もナンセンスも、ただ淡々と書くべきだと思う。観賞文では感情を率直に出したほうがよいが、これは擬態語や擬声語に頼ることとイコールではない。

と書いたが、淡々とした文章で自分の意思や意図を伝えるのは結構大変だ。上記のような制約条件を設定することで、淡々とした文章でも読み手に思いを伝えられるように自分自身を方向づけられる。

商業誌のエッセイその他で、上記のような表現を使うものはほぼ見当たらない。せいぜいインタビューや対談、鼎談で(笑)が使われる程度だ。もちろんブログはブログで書き手が自由に文章ルールを設定すればよい(しなくてもよい)し、思うがままに顔文字を使ったりフォントを装飾するのもまた個性であり、Web特有の文章表現として根づきつつもある。

しかし、既存のメディアのルールや慣習にはそれなりに意味があり、今となってやっとその意味に気づくことも少なくない。紙媒体ではトリッキーな表現はほとんど認められない。個人的な感覚としても、淡々とした文章で喜怒哀楽やユーモアを自由自在に表現している文章のほうがレベルが高いと感じる。文章のレベルを高めたいという人は、淡々とした文章でいかに自分の思いを伝えられるかチャレンジしてみるとよいと思う。

Posted on 2005-10-14T01:20+09:00 | Category: Webライティング

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