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2005年2月

毛ガニ vs. タラバ

[画像: 手ガニ vs. タラバ]アナウンサー
さあ、いよいよやってまいりました。毛ガニ vs. タラバの因縁の戦い! どちらがワールド・ワイド・クラブ(WWC)杯の栄冠に輝くのでしょうか。北海道文化会館よりお送りしております。
ガッツ
北海道って何でついたか知ってっけ? アイヌ語で「ほか移動」って意味だかんね。ウソだけどさ。
アナウンサー
具志堅さん、この戦いをどう読みますか?
具志堅
毛ガニは350g、タラバは700gですからね。ちょっちゅねー、毛ガニが不利じゃないっすかね。
ガッツ
だってタラバはあれだよ、タラバっていうぐらいだからね、触らぬカニにタラバなしってな、言うだろ?
レフリー
ラウンドワン、ファイト!(カーン)
アナウンサー
両者とも至近距離で見つめ合っております。毛ガニは別名『藻屑ガニ』と申しますからねー。タラバも迂闊にハサミを出せません。
具志堅
タラバの長いリーチをかいくぐってのアッパー、これが毛ガニの作戦じゃないですかね。セコンドもしきりに『ふところ!』と言ってますからね。
アナウンサー
ちなみに今回はノー挟みルールとなっており、ハサミは強化ゴムで固く閉じられております。ハサミで挟むのは禁止とされますが、ハサミの外側で拳(こぶし)のように相手を叩くのはOKとされております。
ガッツ
この前、雪降っただろ? 外に出たとき思わず言っちゃったもんな。「はーさみー」って。

* * *

数日前、楽天市場で買った毛ガニとタラバが到着し、発泡スチロールを開けた瞬間、このような架空のタイトルマッチ(ガッツギャグが中心)を思い浮かべました。

カニ、ひとりで黙々と食べました。カニって大人数でも黙々と食べますね。

2005-02-27T23:53+09:00 | 身辺雑記 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

4989(四苦八苦)

こうして夜がふけても本の原稿をカタカタと書いているわけだが、息抜きにメールをチェックして、ふと目線を下のほうにやると...

[画像: 削除済みアイテム (4989)]

「4989」(四苦八苦)。ガクガクブルブル。バッドイベントかバッドニューズの予兆か。それとも今の私を評した天からの四字啓示か。そういえば織田信長も本能寺の変で倒れるとき、「9841」(くやしい)という四字啓示があったとか...(ウソ)。

「4649」(よろしく)とか「5963」(ご苦労さん)だと、とても原稿がはかどるのだけど。

* * *

フジテレビの村上社長が、ニッポン放送株に関する他局の報道姿勢についてあまりにも、ちょっと狂想曲的。ニュースはただおもしろおかしくやればいいのではない批判していたのには笑った。

「楽しくなければテレビじゃない」って言っていたのは、どの放送局だったか。

2005-02-25T23:12+09:00 | 書き仕事 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

Web標準トライフル

And all that MalarkeyにWeb Standards Trifle(Web標準トライフル)という面白いエントリーがあった。「トライフル」とは、ワインなどに浸したスポンジケーキに、ゼリーやフルーツ、生クリームやカスタードクリームを乗せたお菓子のこと。

以下、翻訳。

ほぼ週1回のペースで行っているクライアントやクライアント候補とのミーティングで、Web標準のコンセプトを説明しなければならない。たまに売り込み口調になってしまうのだが、「Webの仕組み」(webby)をほとんどあるいは全く知らない非技術的な人が常に対象になる。私はさまざまな説得術を試みるが、いつも笑いが生まれ、魔法のように効く方法がある。

私はこの「Web標準トライフル」をあなたと分かち合いたいと思う。さあ、料理開始!

Web標準トライフルの作り方

はじめる前に、トライフルの材料が「層」(layers)になることを思い出しましょう。ほとんどの材料は透明なガラス製のボールに入れます。横から見れば材料がどのように分かれているのかがわかるでしょう。

1. スポンジ

まずボールの一番下にスポンジを並べましょう。スポンジはHTML、XHTML、XMLなどで作った固形のコンテンツです。

もしスポンジが生焼け(非妥当[invalid])なら、ほかの材料がベタベタになってしまってトライフルは美味しくでき上がらないでしょう。あなたが生焼けのトライフルを食べられるならよいのですが、でも 賞賛を得ることはできないでしょうね。

2. フルーツゼリー

スポンジの上にゼリーで固めたフルーツを乗せます。フルーツゼリーは Web標準に準拠した妥当なCSSであって、トライフルの味を決定づけるものです。フルーツにはとてもたくさんの種類があるので、トライフルによって使い分けましょう。

3. カスタード

フルーツゼリーの上にカスタードを乗せます。カスタードはWeb標準トライフルではDOMベースのスクリプティングです。

4. クリーム

さあ、CSSハックをクリームとして乗せましょう。クリームは省くこともできますが(体重を減らしたい場合など)、トライフルを美味しく仕上げるにはわりと重要ですよ。

クリームにはたくさんの種類(低脂肪[low fat]、脂肪調整なし[full fat]など)がありますが、そのトライフルを誰のために作るかによって、どれを選ぶかは変わるでしょうね。

5. トッピング

最後に、トッピングとして「何か特別なもの」(something special)を散らしましょう。特定のブラウザ向けのCSS拡張を追加するのもよいでしょうね。もちろん、トッピングがなくたってトライフルは美味しいのですから、無理にしなくてもよいですよ。

フルーツケーキ

では、このようにきちんと作ったトライフルを、ありきたりなフルーツケーキと比べてみましょう。フルーツケーキは食欲をそそるかもしれませんが、スライスするとすべての材料がごちゃまぜになっていて、どれがどれなのかを説明するのは難しいもの。さらに、フルーツケーキは重量が重くなってしまうので、食べるにも消化するにも時間がかかります。

以上で説明した内容がWeb標準トライフルです。もう口のなかが唾液でいっぱいでしょう?

なお、コメント欄にも面白いやり取りが。

Alex いわく、

スプーンがアクセシビリティに当たるのか?

いや、スプーンは単にユーザーエージェントのひとつにすぎない。フォークや指、箸でもよいわけだ。アクセシビリティとは、ユーザーがどんな道具を使っても、中身を落っことしたり取り損なうことなしに、トライフルを上手く食べることができるかどうかである。

2005-02-25T11:34+09:00 | Web標準 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)

ペンギンのいる居酒屋

先日たまたまその存在を知った新宿の「ペンギンのいる居酒屋」に昨晩行ってきた(興味のある人はググってみてください)。

店内に入るとカウンター横にガラスで囲まれたペンギンエリアが。店員さんに超アリーナのSS席に通され(普通の二人席だが、店内で最もペンギンエリアに近い)、2匹のペンギンの愛らしい姿を間近に見ながら幸せな時間をすごした。

[画像: ペンギン写真1©かな]

(2匹そろって毛づくろい中。後ほど調べたところ、この2匹はマゼランペンギンケープペンギンという種類のようだ。)

[画像: ペンギン写真2©かな]

(一方はカウンターを覗き込み、他方は自分の姿を鏡で見ながら湯加減[水加減]を調べ中。2匹とも15分ぐらいずっと同じことをしている。)

昔、本気でペンギンを飼おうと(「飼う」という表現は適切でない。一緒に暮らそうと)考えていた時期がある。昨日またペンギン熱が再燃してしまったのだが、遠くない将来の夢として心に秘めておきたいと思う。

2005-02-24T22:13+09:00 | 身辺雑記 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

自分にとってブログとは

自分にとってのブログの役割についてたまに考える。「自分にとっての」というのが重要で、「他人にとっての」「Web業界にとっての」「トレンドとしての」「社会にとっての」などではなく、あくまで「自分がどういうスタンスで使っているか」ということである。また、「ブログとは何か」という概念定義もひとまず置いておきたい。

一応、役割には「目的」(どういう役割を期待しているか)も「機能」(実際にどういう役割を果たしているか)も含むとする。

私が思いつく限りでは、想像によるところが大きいが、

  1. 日記・日誌
  2. 備忘録・メモ
  3. 批評・論評
  4. 友人・知人など近しい人への近況報告
  5. 仕事だから
  6. 現実逃避
  7. 暇つぶし
  8. ストレス発散
  9. 寂しさを埋めたい
  10. 自慢したい
  11. 表現力を試したい
  12. 表現欲を満たしたい
  13. 自分の意見を世に問いたい
  14. 感動したモノ・コトを多くの人に知らせたい
  15. 趣味・興味を多くの人に広めたい
  16. 社会・世間に足りないと思うもの補いたい
  17. 他人の意見が聞きたい
  18. 他人の役に立つ情報を提供したい
  19. 収入獲得の手段(アフィリエイト主体など)
  20. 自分自身の広報活動(名前を売りたいなど)

...と20個ほど考えましたが、力尽き朽ち果て、脳味噌がカニ味噌になってしまいました。

ほかにもいろいろあると思うので、ぜひコメントやトラックバックで補足していただければと思います(それをもとに改訂版を出したいと思います)。

2005-02-21T01:38+09:00 | ブログトレンド | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (2)

IEのDoctype Switches

The Opera 7 DOCTYPE Switchesで、次のような記述を見つけた(表の下の注記[2])。

When XHTML is delivered as text/html and includes the XML declaration, Quirks mode is triggered for IE and Opera 7.0-7.03. From Opera 7.1 on, the XML declaration, PIs, and comments are ignored for determining display mode. When delivered as XML, both Opera and IE use Standards mode.

(XHTMLがtext/htmlとして配信され[MIMEタイプがtext/htmlと指定してあり─引用者注]、XML宣言が含まれる場合、IEおよびOpera 7.0-7.03では過去互換モードで表示される。Opera 7.1以降では、XML宣言、公開識別子、コメントは表示モードの決定上は無視される。XHTMLがXMLとして配信される場合は、OperaでもIEでも標準準拠モードが採用される。)

ひとまずOperaは横に置くとして、IEXHTMLXMLとして、つまり「MIMEタイプがapplication/xhtml+xmlなどとしてある場合」は標準準拠モードで表示するというのは初耳だった。IEはXML宣言があれば有無を言わさず過去互換モードで表示するものだと思っていた。

そこで試してみたところ、「全然違うでしょう」という結論に至った。IEはやはり、XML宣言があれば有無を言わさず過去互換モードで表示するしXML宣言を省けばtext/htmlであれapplication/xhtml+xmlであれ標準準拠モードで表示する。

結局、IEでは文書型宣言より前に空白類(スペースや改行)以外の文字があると(厳密にはM$IE6の文書型宣言判別で説明されている判断基準で)、過去互換モードが採用されるという実装不備に変わりはないわけで(これが主要ポータルがXHTML準拠であってもXML宣言を書かない大きな理由。主要ポータルの脱テーブル状況で書いた「一部のブラウザの挙動不審」とはこのこと)、何だか取り越し苦労をしてしまった。

もし異なる結論に至ったという方がいれば、ぜひ教えてください。

2005-02-20T22:36+09:00 | Webトレンド | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

ブログの匿名性

週刊!木村剛のエントリー [ゴーログ]再び、モノ書きの老婆心:『匿名性』を護るためにでは、ブログの匿名性に関する議論が整理されているのだが、やや堂々巡りになっている感がある。

ブログの世界では、書き手は書き殴るばかりで、「読み手のリテラシー」ばかりが強調されがちですが、現在のブログの現状で申し上げると、「書き手のマナー」に対してもっと厳しい目線を向けるべきではないかと感じたりもします。

それはそうなのだが、書き手のマナーとは具体的に何を指すのだろうか。端的な例は「引用文」を明確にし「引用元」をはっきり示すことだろうし、本質的には木村氏が言うような「良識」という曖昧模糊としたルールを持ち出さざるをえないのかもしれない。

ただ、リテラシーやマナーが良識として普遍化するほど、その良識を逆手に取る手法もまた普遍化する。より大きな枠で考えれば、そもそもブログは既存のメディアに対するカウンターメディアということで注目を集めているわけで、自然「良識をブチ壊せ」「良識のウソを暴け」というムードが漂っている。

既存のメディアが形成してきた良識が、少なくとも部分的には悪良識(©小林よしのり)に陥っている点を、ブログによって補完なりブレークスルーするという期待役割がある。このような役割を負っている以上、リテラシーやマナーを過度に強調するのはやや検討違いではないかという思いがある。

また、木村氏は前段で、

相変わらず「匿名性」のセーフティネットの中で、社会人としてのマナーもなく、他人に誹謗中傷や罵詈雑言を投げ付けることでカタルシスを得ている方々を見ていると、私の予言は実現してしまうのではないか、と極めて残念に思っています。

と述べているが、テレビや雑誌、スポーツ紙やタブロイド紙なども「カタルシス」によって成り立っている部分が大きいわけで、ブログやWebだけが「カタルシス」を提供して(あるいは書き手が得て)いるわけではない。

新聞記事や雑誌記事の多くが記名制ではなく無記名制だという先例もあり、匿名性を通してブログを語るのはあまり有意義ではないし、十年一日の議論という感じがする。

ブログを実名で書くか匿名で書くかというのは、結局「実名で書く必然性やメリットがなければ、匿名で書くほうをチョイスする」というだけではないだろうか。

たとえば私が実名でブログを書く理由は、自分のサイトのなかに設置しており、すでに自分のプロファイルを公開している以上、実名を隠す必要もなければ必然性もないというだけである。もしブログサービスを利用して何らかのブログを書くとすれば、Web関連のテーマであれば実名で書くかもしれないが、その他のテーマであれば匿名で書くと思う。特に実名で書くメリットが見出せないからだ。

実名で書くメリットについては、磯崎哲也さんの次の意見がシンプルでわかりやすい。

そう考えてみると、日本の実名ブログって、社長ブログとか芸能人ブログとか、「ピン」で売ってる人のブログにほぼ限られるような。

...(中略)...

特に、「会社は仮の居場所であって、自分は自分の”腕”にあわせて最適な組織やキャリアパスを選ぶんだ」と考えている人にとって、ブログというのは自分の名前を売るための非常に有効なツールなんじゃないかと思います。(っていうか、「ありえねー」ってほどの大チャンス到来!って感じ?)

自分の名前を直接売りたい人(あるいはすでに売れている人)は実名で書く、ということである。ただ、反面デメリットもあって、そこここで話題になっている「ブログがもとで解雇される」という以外にも、「××という人はブログでわけのわからないことを言っている」といったイメージダウンに直結しやすい。

たとえば最近、Hotwired Japanの連載ブログ 小倉秀夫の「IT法のTop Front」で、切込隊長のエントリーをきっかけにあるブログが閉鎖してしまったことを批判したはよいが、その後の反響に対して腰の定まらない発言を重ねたことで、小倉秀夫という個人のイメージが大幅にダウンしてしまった(少なくとも私の印象では)という例がある。

ほかのメリットとして、匿名で書くといわゆる「祭り」や「炎上」を誘発しやすいから、それならはじめから実名で書いておくということがある。順序としてはむしろ逆かもしれない。実名だったら書かないようなことを、匿名なのをよいことに迂闊にも書いてしまって、「そんなことを書いているのは誰だ」と実名とプロファイル探りがはじまってしまう、という流れになる。

実名とプロファイルをあらかじめ公開しておけば、執拗に探られることはないし、「そもそもそんなことは書かなかった」という安全装置にもなる。ただ、このメリットが匿名性のメリットを超えるかどうかは、その人やテーマによるだろう。

* * *

昨日も高田馬場の「力」(りき)で、雑誌編集者のK氏と飲む。おばちゃんに「この前はちゃんと帰れた? あんなに酔ったところははじめて見たよ」と言われた(忙しさを誇る馬鹿馬鹿しさ参照)。それなのに、「はい、ウーロンハイ。濃いめに作っておいたから」と酔うことを強要。いや、グッドサービス。

2005-02-18T18:47+09:00 | ブログトレンド | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

IE 7の姿が見えてきた

CNET Japan「次期IEはスタンドアロンで--マイクロソフト、方針を大転換」によれば、Microsoft社のBill Gates氏は2月15日に開催されたRSA Conference 2005で、次の方針のもとでIE 7.0を開発中と発表したのこと。

ただし、上記記事は元記事から重要な部分を端折(はしょ)ってしまっているので、元記事もあわせて読んだほうがよい。また、Bill Gates氏の発表は動画で観ることができるので、時間に余裕がある人はどうぞ。

さて、雑感。

それよりも何よりも、Firefoxの開発責任者であるBen Goodger氏の「IE7」には悲壮感が漂っていて、ちょっとばかり涙ものである。

追記 (2005-11-26)

このエントリーをベースに、『月刊 web creators』 2005年6月号(Vol.42)の連載 「WEBトレンドウォッチング」 で、「第2回 少しずつ見えてきたInternet Explorer 7の姿」 を書きました。

2005-02-16T14:16+09:00 | Webトレンド | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

「無題ドキュメント」

[無罪モラトリアム©東芝EMI]「無題ドキュメント」という言葉を見るたびに、椎名林檎のデビューアルバム『無罪モラトリアム』が思い起こされる。理科チックなことは全くわからないが、私の脳内では「無題ドキュメント」→『無罪モラトリアム』というシナプスが形成されてしまっているので、反射的にクスッと笑ってしまうのだ。

さらに『無罪モラトリアム』からセカンドアルバム『勝訴ストリップ』まで勝手に思考が展開してしまうわけで、こうなるともう止まらない。収録曲「弁解ドビュッシー」と「病床パブリック」のメロディーを頭のなかでひととおり奏でてやっと終了となる。

これはひとりで連想ゲームをしている感覚に近い。脳内で、大和田さん → 壇さん → 水島さん → 岡江さん... とゲームが勝手に進行していく。大和田獏と岡江久美子のなれ初めがこの番組にあったことに今気づいて、ハッと我に返った。

追記 (2005-02-20

切込隊長のエントリーで紹介されていた椎名林檎の最新タイトル案 自動生成システムが面白い。

リロード(F5キー)をお好きなだけ押してお楽しみください。

2005-02-13T13:36+09:00 | Webトレンド | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

忙しさを誇る馬鹿馬鹿しさ

「忙しいですか?」と聞かれたら、条件反射的に「暇です」と答えることに決めている。忙しい人間と勘違いされることがあるのだが、近しい人間数名に聞き込み調査をすれば明らかなように、そのイメージとは遥かに異なる生活を送っている。

こんな私も昔は忙しさを誇るお馬鹿なビジネスパースンのひとりだった。仕事が忙しいという理由で、結婚式の招待を無碍(むげ)に断ったり、友人との温泉旅行を直前にキャンセルしたこともあった。忙しいのが「善」で、暇は「悪」だと考えていた。汗顔の至りだ。

「忙しい」という言葉は非常にパワフルな免罪符として広く流通しているが、ちょっと違うのではないかとあるとき考えた。この言葉を口にする背景には、おおよそ次の3つ理由が横たわっている(複合的な場合もある)。

  1. 時間がない
  2. 興味がない
  3. 精神的に余裕がない

本来の意味での「忙しい」は 1. だ。しかし、実は 2. と 3. のほうが重要で、単に興味がないときや精神的に余裕がないときも「忙しい」という言葉を使ってしまうことがある。特に仕事については、本当は「条件が合わない」ことが理由なのに、角を立てずに断るために忙しさを理由にする場合もある。

このように極めて曖昧な「忙しい」という言葉が嫌いになった。相手にとっても「忙しい」と言われてしまうと二の句が継げないので不親切である。また、よくよく考えれば 1. の「時間がない」というのも怪しい文句だ。興味のあることには何とか時間を割こうとするのが普通だから。

それ以降、仕事とプライベートを問わず、オファーを断るときは「忙しい」という言葉は決して使わずに、「興味がない」「条件が合わない」とはっきり言うことにしている。本当にピンポイントで時間がない時期もあるが、その場合も「これこれこういう理由で時間が割けない」となるべく具体的に説明する。

最も多い断り文句は「興味がない」である。納得してもらえない場合は「そんなオファーを受けるぐらいならバーでブラディーマリーでも飲んでいたほうがよい」と踏み込んで説明する。相手によっては「えっ?」という反応を示すが、本心なのだから仕方がない。「忙しい」という曖昧な理由よりもよほど親切だと思うのだがどうだろうか。

* * *

昨晩は高田馬場の「力」(りき)で飲んでいたのだが、後半は隣席の見ず知らずの若者3人組に混ざって計5人でプチ宴会モードに突入。

3人とも昨春に大学を卒業して、まだ就職していないとのこと。自らを「ニート」と称していたことについて、私は何と言ったっけな? 「まだヤングなんだから焦ることはない」「30歳まで好き勝手やっていた人のほうが大成する」とか言った気がする。自分もまだその年齢に達していないくせに。

2005-02-12T17:30+09:00 | 身辺雑記 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

『伝わるWeb...』の反響 4

『伝わるWeb文章デザイン100の鉄則』の第3刷ができあがったようです。書店で探しても売り切れていたという方、お待たせしました。

Amazon.co.jpのカテゴリーランキング(Webデザイン)で長らく1位のようでして、一重に皆さまのご支持のおかげです。ありがとうございます。

以下、前回以降に本書を取り上げていただいたブログのなかから、コメントをピックアップさせていただきます。

カボスケ日記「お勧めの本」(yamamotoさん)より。

画像メインのサイトで無ければ必要なのは文章力、呼んでいただくための工夫が載っています。
サイトのデザインばかりにこだわっていたのですが、[文章]はもっと重要だということがわかりました。
サイト作成で食っていく方でなくても、ビジネスのメールのやり取りなどに使え、参考になる内容が豊富なのでお勧めです。

takemag remix「Webプランナー必読の2冊」(takemagさん)より。

とかくWebの善し悪しを見た目で判断される方がまだまだ多い中で、「文章の改善こそが最大のアクセスアップ法だ」というコンセプトで本が出た、ということ自体ちょっとうれしい。この本はSEO攻略本とは違い、ウェブ標準に準拠したユーザビリティの高い文章デザインのルールなども解説しています。レイアウトに対する適正な文字数など、クリエイティブデザインや構造とのバランスを指南している解説もあります。「そもそもWebの文章なんて読まない」とは言われますが、それにはちゃんと原因があるのかも。そこにメスを入れたという意味でこの本、貴重です。

noteslog「伝わるWeb文章デザイン100の鉄則」(keeさん)より。

タイトルで謳うだけあってシンプルでわかりやすい文章が小気味良い良著。

単純にライティングの話だけではなくweb上で文章を主とした情報を伝えるためのテクニックという観点から、W3Cの標準に沿った具体的なソースの記述やアクセシビリティなどにも言及していて非常に実用的です。

ウェブデザイナーな日々「『伝わるWeb文章デザイン100の鉄則』」(ヒロさん)より。

「紙媒体での文章と、ウェブ画面での文章は、やっぱり変えたほうがいいのでは?」

何となくそう思っている制作者は多いと思うが、では実際どう変えればいいのかというと、明確に応えられる人は少ないのではないか。

この本は、そのあたりのモヤモヤがスッキリする。
クライアントに説明できるようになる。

そういう本です。

しんぺ~の気になる情報ピックアップ「ユーザビリティの高い文章の書き方...」(しんぺ~さん)より。

Webサイトでは対象となる利用者に、意図したキーメッセージをより正しく伝え、想定するアクションに誘導することが目的だと思いますが、そのための書き方を意識することが重要となります。さらにこうした「正しさ」だけでなく、利用者の興味を高める/損なわない文章表現も求められます。

「ユーザビリティの高い文章デザイン」

「書く技術」について、再度勉強する機会となりました。

アフィリエイト ism.「サイト運営に役立つ本(バイブル)」(ridgeさん)より。

最近、この本を買いました。いろんなサイトで紹介されているので読んだことがある人もいると思います。
まさに、目からウロコ・・・。マイバイブルになりそうです。

2005-02-10T20:50+09:00 | 書き仕事 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)

これって完全にネタでShow

夕刊フジBLOG「大流行『ブログ』に潜む"落とし穴"」の話、これって完全にネタでしょう?

トラックバックを見ると、完全に釣られてしまっている自意識過剰な人多し。かたや、四の五の愚にもつかない解説をつけて結局「気をつけましょう」という感じの無意味なエントリーの数々。やれやれ。

2005-02-10T00:55+09:00 | ブログトレンド | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

Fujitsu WebInspector

[画像: Fujitsu WebInspector]すでにご存知の方もたくさんいると思うが、WebコンテンツJISJIS X 8341-3)のチェックツールに Fujitsu WebInspectorがある。

CYBER@GARDENのリニューアル版(現在作業中)では、WCAG 1.0だけでなく WebコンテンツJISにも対応する予定であり、このツールを使ってページを適宜チェックしているが、非常にシンプルで使いやすい。「必須」(~しなければならない[must])と「推奨」(~することが望ましい[should])のレベル指定ができるのもよい。

WebコンテンツJISには、WCAG 1.0にはない独自の 11 項目が規定されている。これらはWCAG 2.0(草案)を先取りしたものと言えるから、WebコンテンツJISに準拠することは、アクセシビリティ基準の前方互換性を確保するためにもよいだろう。

* * *

富士通のトップページも脱テーブルしていた。急速かつ確実に押し寄せる脱テーブル化の波。

追記 (2005-02-13

WebコンテンツJISの「推奨」(~することが望ましい[should])は、日本語と英語の対応がWCAG 1.0とは異なる。WCAG 1.0では「~することは望ましい」は「may」であり、「~すべきである」が「should」である。

2005-02-09T22:46+09:00 | 注目サイト/ソフト | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

e-文書法とセマンティックWeb

2005年4月1日から「e-文書法」(通称)が施行予定だ(2004年11月19日制定、2004年12月1日公布)。

無理から「e-」という略語を使わずに「電子文書法」でいいじゃないか、たぶん「いい文書法」というダジャレ風の語感だから採用したのだろう(お役所ってなぜこうもセンスが悪いのか。とほほ)といった点をまずツッコんでおきたい。

e-文書法は、民間に対して義務づけている紙ベースの文書保存について、原則すべて電子保存を容認することで、作成・管理コストの軽減を図るという目的がある。一定の条件を満たせば、既存の書類をスキャナで読み込んだものも原本として認められる。ある試算によれば書類の95%以上が電子保存可能とのこと。

電子保存が認められることで、コピーが容易になる、データベース化して検索性を高めることができるといった実用的なメリットもある。また、紙ベースよりも圧倒的に省スペースになるため、耐火金庫にCD-ROMを保管したりと、不意のリスクを避けるのにも役立つ。

文書の閲覧には必ずPCが必要、改ざんが比較的容易、大量の情報が一度に漏洩しやすいといったデメリットもある。改ざんについては電子署名や電子証明書、タイムスタンプ(時刻認証)、情報漏洩についてはログイン管理や暗号化技術などで対応するのが妥当とされており、今後これらの技術はさらなる精緻化が求められるだろう。

電子文書のデバイス・インディペンデンス(装置に依存しないこと)をどう確保するかも重要である。ほとんどのメーカーの電子保存支援システムがXMLフォーマットを活用するようだ。

こうなると、セマンティックWeb(SW)のレーヤーケーキ(下図)を思い出さずにはいられない。

[画像: セマンティックWebのレイヤーケーキ]

ちょっと上手い言い方が見つからないのだが、セマンティックWebという枠組みを通して社内のドキュメンテーションの最適化を考えることができる。セマンティックWebの応用可能性・発展可能性を改めて感じた次第。

2005-02-09T14:13+09:00 | ITトレンド | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)

高い卵は美味しい

[画像: 卵]これまで卵にお金を出し惜しみしていた自分を恥じた。高い卵は美味しいし、美味しい卵が食べたければそれに見合う金を払えということである。

朝はスクランブルエッグ、昼はタマゴサンド、夜はプレーンオムレツでよいというぐらい、私はハードエッグコンシューマーだ(コレステロールを考えて、3食すべて卵料理ということはないが)。卵は私にとって極めてエッセンシャルな食材である。

ジメジメとした暗い倉庫のなかで、生まれてから死ぬまで陽の目を見ることのない不健康な鶏がポコポコと産みつづける卵が美味しいわけがない。だが、長らく価格が据え置かれているのはこのような生産システムのおかげと言える。卵は物価の優等生であり、昔から価格があまり上昇していない理由にはこのようなカラクリがあるわけだ。

コッコッここで、いくらぐらいを「高い卵」とするかについては、ひとまず10個入りで300~400円ぐらいと考えている。もっと高い卵、たとえば1個100円ぐらいする卵もあるが、日常食べるにはちょっとハイコストすぎる。

普通の卵の10個入りの相場はL玉で180~200円ぐらいだろうか。鶏インフルエンザ以降は値段が上がっていて200円を超えることもあるが、特売などで105円ぐらいのときもあるから、アベレージで考えればこのぐらいが相場だろう。とにかく、このぐらいの価格帯の卵はめっきり買わなくなったということだ。

さて、美味しい卵(≒高い卵)の特徴を3点ばかり。

殻が厚くて硬い
割ろうとしてもなかなか割れない卵は美味しい。殻の色は茶色の場合が多いし、地の色という感じがして見た目も美味しそうだが、白系統でも美味しい卵はある。大切なのは殻の厚さと硬さである。
黄身と白身がなかなか混ざらない
スクランブルエッグやオムレツを作るとわかるのだが、美味しい卵は黄身と白身がなかなか混ざってくれない。互いが互いを譲らないのである。それぞれの「濃さ」の証拠だ。なお、黄身の色を飼料によって濃くすることができるらしいから、その鮮やかなオレンジ色を額面どおりに受け取ることはできない(が、おおむねオレンジ色)。
臭みがない
不健康ゆえに薬漬けにされた鶏の卵は何とも嫌な臭いがするが、健康に育った鶏の卵は臭みがなく味がまろやか。私は卵を生で食べることはほとんどないが、生で食べたらもっとリアルに感じることができるのだろう。

* * *

こんなことを書いていたら、昔の流行歌「ミネソタの卵売り」を思い出した。1951年作。唄ったのは暁テル子。Recollect the past、と言うか、まだ生まれてすらいないって、自分。

2005-02-08T02:34+09:00 | 身辺雑記 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

ヤプログが急上昇中

[画像: ヤプログ©GMO]GMO会長兼社長の熊谷氏が自身のブログに書いていたのだが、ブログサービスのアクティブユーザー数に関するBulkfeeds の調査ヤプログが1位になったそうだ。

グラフを見るとわかるとおり、他のほとんどのサービスが苦戦を強いられるなかで、ヤプログは急上昇といってよいほどシェアを伸ばしている。

トップページの作りはシンプルでキュート。このキュートさは特に若い女性の心をつかんで離さないだろうなあと思う(ヤプログ~インなんて、私ですら心が揺れる)。

有名人ブログも投入していて手堅い。ただ、トップページのカテゴリー最上位にパラダイス山元氏(公認サンタクロース)のブログ紹介を配置しているのはいただけない。2004年12月25日から更新されていないし、若い女性を訴求する効果も薄い。

このヤプログというサービス、実はこれまでノーマークだったので、注目度を上げて行きたいと思う。

追記 (2005-02-12)

今日、ヤプログを見てみたら、パラダイス山元氏のブログがきちんと「降格」しているではないか。代わりに井上晴美が「昇格」だ。

このエントリーを熊谷氏にトラックバックしたから、というわけでは全くないだろうけど、結果的にナイス意思決定。

2005-02-07T21:09+09:00 | Webトレンド | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

「ネタ切れ」という言葉

[画像: 寿司ネタ]infoseek の1月31日のプレスリリースによれば、個人サイトの更新頻度が減少する理由のトップは「ネタ切れ」だそうだ。

数日前、寿司屋でヒラメを注文したら「スイマセン、ネタ切れなんですよ」と五分刈りの店員に言われて以来、この言葉を聞くと腹の底からマグマがふつふつと湧いてきて「コラーッ!」と叫びたくなる衝動に駆られる私は、やはり「コラーッ!」とひとりPCに向かって叫んだ。

「ネタ切れ」という理由は当たり前と言えば当たり前だが、わりと本質的で深い意味があると思う。

Webサイトで(あるいはブログで)最も難しいのは、(X)HTMLでもCSSでもJavaScriptでもFlashでもCGIでもPHPでもXMLでもXSLでもなく「テーマ」である。テーマが「勝ち」ならば、その他の技術的な要因、環境的な要因は関係なく「勝ち」である。

いや、これはサイトに限らない。他人に何かを表現するという時点で、テーマの着眼点以上にクリティカルな要素はありえない。どのフィールドでも「継続的に勝てるテーマを見つけられるかどうか」が重要である。「継続的に」というのがポイントで、「一時的に」勝てるテーマならば見つけるのはそう難しくない。断続的でも連続的でも、とにかく「一定期間持続する」ということが大切である。

しかし、「ネタ切れ」って何だろう。寿司屋が毎日ヒラメを「ネタ切れです」で済ませることができるのか。じゃあ、エビは、ホタテは、煮ハマは、イカは、金目は、ウニは、イクラは、アナゴは、赤身は、トロは。

2005-02-07T00:17+09:00 | ブログトレンド | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

ポータルの脱テーブル状況

本ブログでポータルの脱テーブル状況を個別に何度か取り上げてきたが、日本とアメリカの主要ポータルの脱テーブル状況を調べてみた(日本16ポータル、アメリカ13ポータル)。

以下が調査結果である(2005年2月4日~5日現在)。

日本の主要ポータルの脱テーブル状況
ポータル名 レイアウト 文書型宣言 システム
識別子
XML宣言
Google テーブル (なし) (なし) -
Yahoo! テーブル (なし) (なし) -
MSN テーブル (なし) (なし) -
AOL テーブル HTML 4.01 T (なし) -
Ask.jp テーブル HTML 4.01 T (なし) -
excite テーブル (なし) (なし) -
infoseek テーブル (なし) (なし) -
goo テーブル HTML 4.01 T (なし) -
livedoor テーブル HTML 4.01 T あり -
fresh EYE テーブル HTML 4.01 T (なし) -
@nifty CSS XHTML 1.0 T あり (なし)
So-net CSS XHTML 1.0 T あり (なし)
BIGLOBE CSS HTML 4.01 T (なし) -
DION テーブル HTML 4.0 T (なし) -
OCN テーブル (なし) (なし) -
ODN テーブル (なし) (なし) -
アメリカの主要ポータルの脱テーブル状況
ポータル名 レイアウト 文書型宣言 システム
識別子
XML宣言
Google テーブル (なし) (なし) -
Yahoo! CSS HTML 4.01 T (なし) -
MSN CSS XHTML 1.0 S あり (なし)
AOL CSS XHTML 1.0 T あり (なし)
Ask Jeeves テーブル HTML 4.0 T (なし) -
excite テーブル HTML 4.0 T (なし) -
GO.com テーブル HTML 4.01 T あり -
A9.com テーブル (なし) (なし) -
Alexa テーブル (なし) (なし) -
AltaVista テーブル (なし) (なし) -
AlltheWeb CSS XHTML 1.0 T あり (なし)
Lycos テーブル HTML 4.01 T (なし) -
Netscape テーブル (なし) (なし) -

まず、日本の場合、有力ポータルのうち脱テーブルのところは全くなく、むしろプロバイダ系ポータルが積極的に取り組んでいる姿勢が見て取れる。私が日頃ブラウジングしていた限りでは、@niftyが最も早く脱テーブル化したようだ(間違っていたらご指摘ください)。

一方、アメリカの場合、有力ポータルが脱テーブルに積極的に取り組んでいるようである。特にMSNXHTML 1.0 Strictに準拠している点は評価に値する。MSN Searchが正式版になるとともに、MSN本体もリニューアルされたようだ。

日米ともに共通するが、文書型宣言にシステム識別子(その文書が準拠するDTDを参照するURI)を含めているところは少数である(システム識別子はXHTMLでは必須だが、HTML 4.01では省略可)。また、XHTMLに準拠しているポータルはすべてXML宣言を記述していない。一部ブラウザの挙動不審を考慮したものと考えられる。

なお、日米とも一部ポータルがHTML4.01ではなく4.0に準拠しているのは不可解。特別4.0に準拠すべき理由は見当たらなかった。

追記 (2005-02-05

本エントリーにTBいただいたえむもじらさんの4コマASCIIアートは秀逸。

タイトルをつけるとすれば、「Microsoftの自家撞着」が相応しい。

2005-02-05T13:28+09:00 | Webトレンド | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (4)

占いサイトあれこれ

あなたの前世チェックに引き続き、面白そうな占いサイトで遊んでみた。結果は次のとおり。

山手線占い

あなたの駅は目黒 ... 筋金入りの貴族グルーブで世間知らずの遊び人

ラーメン占い

あなたはシーフードラーメンさんです!!

回転寿司占い

キミは「ウニ人間」だ!

家電占い

貴方を家電に例えると、懐中電灯です。

名作アニメ占い

あなたは名作アニメでいうと【ドラえもん】です。

日本 歴史占い

あなたは… 天下統一寸前に倒れたキング・オブ・戦国武将 織田信長

まとめると、「目黒に住んでいてシーフードラーメンとウニが好きな、懐中電灯をもったドラえもん風の織田信長」。何じゃそりゃ。

追記 (2005-02-05

「ドラえもん風の織田信長」という言葉に、何か既視感(deja vu)めいたものを感じていたのだが、やっと思い出した。ドラえもん体型の織田姓と言えば彼しかいない。「織田無道」だ。

彼が頭に浮かんだとき、ピシャリと膝を打った。パズルのミッシングピースを見つけたようなこの感動。自分で自分に「グッジョブ!」と声をかけた。

ところで彼は元気なのか。

2005-02-03T20:31+09:00 | 注目サイト/ソフト | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)

書評『日本語は生き残れるか』

[日本語は生き残れるのか]『日本語は生き残れるか ─ 経済言語学の視点から』
井上 史雄 著(PHP新書、2001年8月、693円)

IRI(国際化リソース識別子)がIETFからRFC 3987として公開された最中、たまたまこの本を読んだ。

国際化、グローバル化、西欧化、欧米化などいろいろな言い方があるが、ひとまず言語コミュニケーションの世界に限定しても、日本だけでなく各国が長らく英語化(米語化)に向かっていると言ってよい(余談だが、フランスの自国語純化政策はその流れへの対抗策。前世紀まで外交語のスタンダードだったフランス語の地位保全のため)。

私たちWebの世界にいる人間は特にそうだ。各種仕様書を原文で読んだり、アメリカのサイトから最新情報を収集したりと、英語に頼らざるをえない状況に数多く直面する。

本書は経済言語学、つまり「言語を市場価値で捉える」という新しいアイデアのもとで書かれた本である。「なぜ英語は市場価値が高いのか」という問題意識に導かれたと言ってよい。この疑問は裏を返せば、「なぜ日本語は市場価値があまり高くないのか」ということになる。

個人的なエピソードをひとつ。学生時代、中国人の留学生から「日本語はとても難しい」と言われた。「なぜ?」と聞くと、「海を表すにも、砂浜、浜辺からはじまって、浅瀬、沖、遠洋、遠浅などいろんな言葉がある」と答えた。「僕たちから見たら同じ物事でも、日本語には異なる言葉が何種類もある」。

言語の難易度を計る尺度には「音韻」「文法」「語彙」の3つがある。著者の見解では、日本語の難しさは「文法」にあるのではなく「語彙」にあるとされる。確かに日本語の文法は助詞・助動詞などの面でやや複雑とはいえ、本質的には上記のような語彙の多様性が習得の難しさに直結しているようである。

では「音韻」はどうか。これも多言語に比べて格別難しいとはいえない。日本語の母音・子音の種類は少なく、「r」(アール)と「l」(エル)の区別もなければ、「s」(エス)と「th」(ティーエイチ)の区別もない。

文章を構成する文字の豊富さも日本語が難しいと言われる所以(ゆえん)である。漢字は5万字ほどあり、加えて平仮名、片仮名、算用数字、各種記号がある。しかも、これらの適切な使い分けが求められる。対する英語は、26文字のアルファベットと数種の記号を覚えればすむ。著者の言葉を借りれば、日本語は文字の点では世界一難しく、初期投資が大きく、経済的とはいえない文字(p.176)である。

そのような日本語の市場価値は果たしてどの程度なのか。今後、日本語の市場価値はどのように変動していくのか。本書を読んで考えてみてほしい。

* * *

IRIでは利用可能な文字がASCIIの一部からUnicode(ISO 10646)に拡張されることで、リソースの識別子に日本語を含めることができるので、将来的にはXHTMLRDFでも日本語で識別子が指定できるようになったり、フォルダ名やファイル名にも日本語が使えるようになるようだ。

IRIの概要ついては、W3C「IETFによるURI標準及びIRI標準化提案への支持を表明」でわかりやすく説明されている。

2005-02-03T16:19+09:00 | 書評 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

あなたの前世チェック

あなたの前世チェックhommania BLOGさんで紹介されていたので、あなたの前世チェックを受けてみた。

この前の大人力診断所の結果がよすぎたので、不幸の前触れかとずっとビクビク(be cool, be cool)ワナワナ(wanna, wanna)とチキンハートが小刻みに震えていたわけだが、これでやっと一安心。

結果は次のとおり。

あなたの前世は【明治時代に多くの作品を描き残した前衛的な芸術家】のようです。

あなたの前世は、明治の時代に数々の作品を残した芸術家。
文明開化の波にいち早く乗じて、西洋の手法を取り入れた前衛的な作品を数多く残しましたが、残念ながら生きているうちに、その作品が評価されることは少なかったようです。

...(中略)...

  • 強者の魂 27%
  • 道楽の魂 100%
  • 苦境の魂 60%
  • 妖魔の魂 28%

「道楽の魂 100%」なんて、現状と寸分違わずマッチする。しかし、さほど芳(かんば)しくない結果に一安心ってのもどうか。

2005-02-02T21:33+09:00 | 注目サイト/ソフト | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (3)

米msnも脱テーブルに

msnmsnも脱テーブルに。感覚的な理解だが、「脱テーブル化」と「シンプル化」(構造だけでなく内容自体の)には相関関係があることが再認識された。

すでに脱テーブルしている米Yahoo!の向こうを張って、ということでは全くないだろうが、文書型宣言はXHTML 1.0 Strictだ(ただし、漏れが多々ある。これは米Yahoo!も同じ)。

ほかにもいろいろと書きたいことがあるが、本の原稿を書かなければならないのでこのへんで。

2005-02-02T00:51+09:00 | Webトレンド | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (2)

エントリーに番号を振る理由

ある友人から「ブログのエントリーに番号を振っているところってあまり見かけないけど、なぜつけているの?」と聞かれた。私は「記憶のカギを増やすため」と答えた。

たとえば本文のなかに気になる文章があったのだが、エントリー名を忘れてしまったとする。そのとき「ああ、だいたい何番あたりのエントリーだったな」と思い出してもらえることを期待している。

また、数日なり数週間なり一定期間アクセスしなかった場合も、「前はだいたい何番まで読んだな」と思い出してもらうのに役立つ。「最近はエントリーが頻繁だから、1日1回はアクセスしてみよう」といった判断の際も、番号を手がかりとして利用してもらえると思う。

このようなナビゲーショナビリティの補完として、ほとんどのブログで検索ボックスが用意されていたり、カテゴリー別や月別のアーカイブページが用意されているのだが、とにかく記憶のカギは多いほうがよい。私自身がよくカギをなくす人間だから。

追記 (2005-07-18)

今ではエントリーに番号を振っていません...。

2005-02-02T00:18+09:00 | ブログトレンド | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

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