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ブログサービス淘汰の時代

[画像: 第9回:Blogに関する調査©gooリサーチ&japan.internet.com]gooリサーチとjapan.internet.comによる定例の第9回:Blogに関する調査が公表された。

まず注目すべきは、過去1か月以内に他人が作成したブログを見たことが「ある」人について、第1回26.6%から第8回49.5%まで続いた増加傾向が、第9回49.3%ではじめて減少傾向を示したこと。

ブログ作成経験者は、第8回11.8%から第9回13.8%で2ポイント増だが、経験者は累積的に増加していくため、それほど大きな伸びとはいえない。これら2つの結果から、ブログブームがひとつの飽和点に達したことが推察できる。

次に、現在利用しているブログサービスは、「はてなダイアリー」が第8回3.1%から第9回10.7%と大きく躍進。「livedoor blog」が第8回19.4%から 第9回22.2%と20%台に復帰。

他のサービスはよくて微増、ほとんどが大幅減。特に、一時期10%台のシェアを保っていた「JUGEM」は、第9回では4.0%に落ち込んだ。今年に起こった度重なるトラブルと、その後の対応の不十分さ・混乱が、ユーザー離れにダイレクトにつながった結果となった。

次に、トラックバックについて、自分のブログでトラックバックを「受け付けている」人は、第8回60.5%から第9回71.1%へと大幅増。他人のブログにトラックバックを「つけたことがある」人も、第8回28.7%から第9回32.9%へと増加。ユーザーの成熟度は着実に高まってきている。

最後に、ブログサービスで重視する点(最大3つまで選択可)について、依然として「簡単に作れる」が72.5%、「操作方法がわかりやすい」が54.5%と圧倒的に高いが、「レイアウト編集が自由にできる」が44.7%、「選べるデザインテンプレートが多い」が 30.9%、「機能が豊富にある」が16.5%に伸びており、この結果からもユーザーの成熟度の高まりが感じられる。

以上のことから、ブログサービスも淘汰の時代に入ったこと、ユーザーが自分のスタイルを実現しやすいサービスを求めていることが明らかだ。Webの世界は特に「Winner takes all」の傾向が強いので、秀でたサービスの寡占化がますます進み、そのうちシェアの少ないコミュニティの合併・統廃合などが起こると予想される。

追記 (2004-12-11

レスポンスやカスタマイズ性から見たブログコミュニティの比較考察については、鳥さんの独り言の記事を参考するとよいだろう。

追記 (2004-12-15

すみません。本編で、

まず注目すべきは、過去1か月以内に他人が作成したブログを見たことが「ある」人について、第1回26.6%から第8回49.5%まで続いた増加傾向が、第9回49.3%ではじめて減少傾向を示したこと。

と書きましたが、

  • 第3回37.7% → 第4回37.6%
  • 第5回44.4% → 第6回44.2%

と二度ほど減少傾向を示していました。お詫びして訂正いたします。

ちなみに、

  • 第3回から第4回の減少度 = 0.1ポイント
  • 第5回から第6回の減少度 = 0.2ポイント
  • 第8回から第9回の減少度 = 0.3ポイント

ですので、来るべき第x回から第x'回の減少度は0.4ポイントに「3,000カノッサ」ということでどうでしょうか。こんなジョーク予想でごまかせませんかそうですか。

Posted on 2004-12-11T13:20+09:00 | Category: ブログトレンド

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Tracked on 2004-12-14T03:44+09:00

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