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GoogleとYSTは同じ頂上を目指す

[画像: Google vs. YST]CNET Japan「[特集]サーチエンジン戦略を探る」の最終回では、トラックバックで寄せられた意見をもとに、特集全体を振り返るという記事が組まれた。

この中で、第3回「Yahooが検索エンジンを自社開発した理由」について、次のような好意的なトラックバックを紹介している。

...Googleはどんどん機械化をすすめ、Yahooは人間の手を加えて最適化するという点について

「YahooとGoogleの哲学的な違いについてはかなり納得。

 ヤフー(overture):検索結果に人を関与させ、最適化していく。google:検索結果を出来る限りロボット化し、最適化していく。ちなみにMSについてはどうだろう?たぶんgoogleと同じアプローチを取っていくはず。」

とYahooとGoogleの違いに同意をした上で、MicrosoftのアプローチはGoogleと同じではないかと推測している。

果たしてそうなのだろうか。

ここでMSNが将来的にどのようなアプローチを採るかは問わない。問題は、Googleが「ロボット」、Yahoo!が「人」という分け方である。記号としてはわかりやすいが、よくよく考えれば矛盾していることに気づくだろう。

私は現状、SEOというのは「人だけでなく検索エンジンにもわかりやすいページ作り」だと心得ている。だがこれは、「人と検索エンジンにはミスマッチが存在する」という考えが前提となっている。

GoogleもYahoo!も、そのようなミスマッチをなくすことに力を注いでいるのであって、終局的に目指している頂上は同じといえる。多少プロセスに違いがあっても、「人とロボットのミスマッチ」を解消するという目標に向かって、検索テクノロジー開発を推し進めているのである。

どちらも結局は「人」が開発しているのに変わりはなく、Yahoo!はディレクトリやニュースコンテンツが本丸だけに「人(スタッフ)の労力」をアピールする一方、Googleは「ロボットによるプロセスの自動化」を強調する。それは互いのイメージを認識した上での発言であって、額面どおり受け取ってはならない。

いみじくも、第3回でYSTのVish Makhijani氏が、

...私としてはYahooが人間的で、他の会社が機械的ということではないと思っています。Yahooは創業当初から常にユーザーが何を探しているのかに集中してきました。Yahooは人がやった方がユーザーの満足度が高くなるところに人を配置します。これが他社との大きな違いなのだと思います。人間がやっている全ての仕事が機械で置き換え可能だとは思いません。

と述べているとおりである。

Posted on 2004-07-30T18:20+09:00 | Category: Webトレンド

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