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眺望権という言葉

[画像: 窓の向こうには...]最近、「眺望権」という言葉をはじめて知った。同時に、これまで耳にしてきた「景観権」とはどう違うのかと疑問に思った。

調べている最中、「眺望的景観」という言葉も出てくる始末で少しややこしい。ある説明では、眺望権は個人的・主観的なのに対し、景観権はより広域的・客観的だが、本質的な差異というよりは相対的な差異だという。眺望権は「点」、景観権は「線」や「面」ということか。

眺望権は景観権に含まれるとの説明もある。景観を楽しむひとつの方法として眺望、つまり「(高みから)遠くを見わたすこと」があるのだから、この説明も何となく合点がいく。眺望権が「点」、景観権は「線」や「面」という解釈とも一致する。

私の住む階からは、およそ眺望とはいえない、人工物に埋めつくされた風景が広がるが、それでも見晴らしは悪くないと思っている。この景観が失われるとすれば、およそここに住んでいる意味はない。

たとえば部屋に飾ってある地中海の風景画に、何らかの障害物が描き加えられたとしたら。普段目にしていた眺望や景観が失われたとき、その何倍もの憤懣(ふんまん)を覚えるのではないだろうか。

Posted on 2004-04-08T11:15+09:00 | Category: 身辺雑記

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