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Web::Blogoscope
2004年2月
強調のための下線はNG?
テキストを強調するのに下線を使っているサイトがある。
リンク文字だと思ってクリックすると、何のアクションも起こらない。単に強調の意味で下線を引いているのだと気づく。
だが、これまでの Webの歴史の中で、青の文字色と下線により「これはリンク文字です」ということが記号化されてきたわけで、通常のテキストに下線を引くのは、ユーザーをミスリード(誤導)する原因となる。
また、下線はテキストを読みにくくする。特に漢字は、アルファベットとは比較にならないぐらい「具だくさん」なので、下線が引かれていると読みにくくて仕方がない。
もちろん、色情報に頼らないという意味で、下線はとても重要な役割を果たす(たとえばモノクロ印刷や視覚障害者に)。だが、ほとんどの場合、太字にすれば事足りる。少なくとも私は、下線が随所に引かれた文章を読む気にはなれない。
意外とこんなところに、ユーザビリティの落とし穴が潜んでいる。
2004-02-26T20:26+09:00 | Webトレンド | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
ドジへの愛着
ドジという言葉に愛着がある。私自身がドジだからである。
飲み物をこぼす、電話の押し違い掛け違いは日常茶飯事で、自販機で「コーンスープ」を買おうとして「しるこ」のボタンを押してしまう、ヒーターをつけっぱなしで寝て軽く低温やけど、酔って熟睡し山手線を三周半などなど。
ケチャップがシャツにはねて血痕のような跡をつけてしまうのは、自分でも相当困る。ゆえに「カレーうどん」などもってのほかである。ここ10年は口にしていない。必ず黄色い銃弾の餌食なるからである。その他、ここには書けない有象無象のドジ話がたくさんある。
手元にある辞書には、「ドジ」のところに「しなくてすむようなへまをするさま。また、そのような人。(例)どじを踏む。お前がどじなんだ」と書いてある。ひどい言い草だ。
この種のネタではWebやぎの目というサイトが有名だ。低レベルな臨死体験の告白「死ぬかと思った」は本にもなり、続刊も出た。私は笑い半分、頷き半分で読んだ覚えがある。
2004-02-19T11:28+09:00 | 身辺雑記 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
インフレ/デフレと金銭感覚
まともな書物の中で、インフレ/デフレと金銭感覚について直接書いた文章を目にしたことがない。
いや、経済学では「過去に所得の多かった人は、所得が少なくなってもなかなか生活レベルを落とせない」という法則があると昔聞いたことがある。当たり前過ぎて誰もいわないか、あるいは俗(ぞく)に過ぎるということか。
母方の祖母は80代半ばにしてなお健在だが、金銭感覚が戦中で止まったままである。一方、父親はバブル時代に最盛期を迎えたからか、その後の長いデフレ下にあっても、なかなか蛇口を締めることができない。対照的な二人が、ひとりの心の中に二つの人格を育てた。
大手4社から牛丼が消えたことが話題になっている。確かに牛丼は物価の優良選手で、バブル期以降、デフレレート以上に価格を下げ続けてきた。だが、そんなに食べたければ自分で作ればいいのに、と思うのが戦中派の感覚であり、一方の私の感覚である。
今の牛丼騒動は、「以前400円前後だったものが280~290円で食べられる恩恵が受けられなくなる(なった)」という割増し分が大きい気がする。デフレレート以上に低価格になったものを、いわば当然のものと考えている消費者の姿が透けて見える。私はそのような姿に、一種のずうずうしさを感じざるをえない。
涙ながらに牛丼を出す店員と、涙ながらに食べる客をテレビで見たが、それほど悲しいなら別の御し方、たとえば牛丼を自腹で大量買いし、モニュメントとする店員や、個人で100人前注文する客がいてもよかったと思うのだが、ついぞそのような店員、そのような客は現れなかった。せいぜい「牛丼を出せ」と暴れた客がいただけである。
牛丼騒動は大部分が茶番なのである。泣いて牛丼を出す店員も、泣きながら食べる客も、どちらもカメラが至近距離で撮っているのである。これが茶番でなくて何が茶番か。
大きく迂回したが、インフレ/デフレと金銭感覚の仕組みをわかりやすく説明して欲しいという思いが、私の中にずっと横たわってあるのだ。
- YOMIURI ON-LINE 「松屋も最後の『牛めし』… 大手4社...
- http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040214i...
- Channelnewsasia.com, Japan's madcow-hit beef...
- http://www.channelnewsasia.com/stories/afp_asia...
2004-02-16T11:30+09:00 | 身辺雑記 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
検索語は2語が多い
オランダのOneStat.comの調査によれば、検索キーワードは2語が最も多いようだ。
2語で検索する場合が32.58%(約1年前は29.22%)、以下、3語、1語、4語、5語、6語、7語と続く。
それぞれのパーセンテージは次のとおり。
- 2語 32.58%
- 3語 25.61%
- 1語 19.02%
- 4語 12.83%
- 5語 5.64%
- 6語 2.32%
- 7語 0.98%
確かに自分を振り返ってみれば2語が最も多く、次いで3語が多い。
特殊な用語は1語で検索してもヒット数がそれほど多くなく、おおむね有用なサイトがリストされるが、通常は2語以上で検索しないと、有象無象、種々雑多なサイトでリストが埋めつくされてしまう。
かといって、4語以上で検索することはほとんどないから、むしろこの調査には驚いた。4語以上が合計21.77%も占めているからだ。
皆さんはどうだろうか。私は「該当するページはありませんでした」(Did not match any documents)を見ると、何か寂しさに近いものを感じるので、今後も4語以上で検索することはあまりないだろう。
2004-02-12T18:02+09:00 | Webトレンド | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
モノクロームの世界
最近、理由(わけ)あって、Webページの視覚的意味論(Visual Semantics)をあれこれ考えている。色覚障害者(Color Blindness)への色表現、テキストブラウザや音声ブラウザでの代替表現などだ。
色弱・色盲については、どの色が識別できて(しやすくて)、どの色が識別できない(しにくい)かは、一定の傾向はあるものの人によって千差万別のようである。ただ、ページをモノクローム(グレースケール)にしたときに各情報(テキストなど)が識別できれば、ひとまず問題ないとのことである。
ページをモノクロームにするには、IE 4.0以降であればビジュアルフィルタのfilter: Gray()を使うのが最も簡単である。
body { filter: Gray() }
これだけで、ページ全体が以下のようにモノクロームになる。
→ 
ページをキャプチャーし、画像エディターでモノクロームにしてチェックする方法もあるが、いずれの方法でもよいので自分のサイトをモノクロームでチェックしてみよう。なお、filter: Gray()による方法は、ユーザースタイルシートでも簡単に利用できるので、試してみるとよい。
テキストブラウザや音声ブラウザでの表現については、各種アクセシビリティ・チェッカーを利用してチェックするのがまず基本になる。オンラインで利用可能なチェッカーとしては、Another HTML-lint((X)HTMLソースを文法面だけでなくアクセシビリティの観点からもチェックしてくれる)が有名である。
ほかにも、総務省のウェブヘルパー ASP版(XHTML未対応。ただし、チェック可能な場合あり)や、W3CのWCAG 1.0と米国リハビリテーション法第508条(U.S. Section 508)ベースでチェックできるBobbyを利用してもよいだろう。
テキストブラウザについては、Lynxやw3mが有名である(w3mはテーブルにも対応)。どちらも無償でダウンロードできるので、利用してみるとよいだろう。
マルチメディアファイルのテキスト表現や音声表現、いわゆるクローズドキャプション(字幕)表現については、W3CのSMIL(Synchronized Multimedia Integration Language、スマイル)や、Microsoft社のSAMI (Synchronized Accessible Media Interchange、サミ)といった技術が今後普及していくと考えられる。興味のある人は調べてみるとよいだろう。
2004-02-03T22:09+09:00 | Webトレンド | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)