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2003年10月

ユビキタスってなに?

[写真: 暗い雲に青空がサンドされて、さながらウェハースのようになっているかのような、そんな秋の雨上がりの昼下がり]最近やたらと耳にする「ユビキタス」という言葉。

たとえばKDDIは「ユビキタス・ソリューション・カンパニー」と銘打っている。

ユビキタス(ubiquitous)とは「いたるところ、いたるときに偏在(存在)する」という意味で、「時空自在」とも訳される。すでに故人となってしまったマーク・ワイザー氏が1980年代後半に提唱した考え方のようだ。

現在は「ユビキタス・コンピューティング」「ユビキタス・ネットワーク」という言葉で語られることが多い。結局は「ひとりが複数のコンピュータを使う」(会社と自宅で別のパソコンを使う?)、「いつでもネットワークを利用できる」(携帯端末やネットカフェなどで?)といった程度で、空間は自在であっても、時間は自在ではないのでは、との印象を拭えない。

四次元世界に憧れる気持ちはわかるが、私たちは19世紀に、あるいは22世紀に行けるわけではない。依然として三次元世界で生きている。

私は「ユビキタス」と聞くといつも、"God is omnipresent."(神はいつでもどこでもおわします)という言葉を思い出す。いかにも欧米人の発想だな、と思う。日本人は常に世間体を意識するが、欧米人は神を意識する。「日本人は恥の文化、欧米人は神の文化」と言われるゆえんだ。

そして文明の進化が神の領域を侵し続け、DNA操作というかたちで殺生与奪の権利さえ手中に収めようとし、あまつさえ時間をも思うがままにしようという発想は、やはり神(Christ)への強烈な対抗意識がなければできないだろう。

人に携帯電話、車にカーナビ、料理に愛情(©神田川敏郎。料理「は」愛情だと©結城貢。関係ないか)、私たちはより自由に、より便利になった。でもそれはまだ、決められた大きさのキャンバスに絵を描いているという程度のことで、もしキャンバスという制限までなくしてしまったら、次はどこに向かうのだろう。

2003-10-29T18:07+09:00 | ITトレンド | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

Alexaツールバー

[画像: Alexaツールバー]

Googleツールバー2.0日本語版が今年9月に公表されたのをご存知の方も多いだろう(英語版は6月)。 だが、Googleが強烈に意識しているであろう、密かに熱いAlexaツールバーをご存知だろうか。

Googleツールバー2.0ではポップアップ広告のブロック機能が追加されたが、Alexaツールバーはすでに「Popup Manager」という同様の機能を備えていた。

その他、Alexaツールバーでは、関連リンク、被リンク数、ページ情報、ページランクなど、便利な機能が装備されている。

そして何といっても、Googleツールバーではグラフで表示されるページランクが、Alexaツールバーでは絶対値で、しかもそのサイトの詳細なトラフィックデータを見ることができる。

自分のサイト(あるいは他の気になるサイト)のページランクと統計データがわかるのは、非常にパワフルで魅力的な機能だ。

2003-10-22T20:10+09:00 | Webトレンド | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

結局は画像編集能力?

[スクリーンショット: Flash 5の編集画面前々からそう考えていた。そしておそらく間違いないと思う。 「Webデザイン能力」とは、取りも直さず「画像編集能力」だということを。

Webデザインで注目を受けているサイトは、ほぼ100%の確率で、画像やFlashがコンテンツの中心を占める。画像やFlashの巧拙が、そのままWebデザインの巧拙というわけだ。

HTMLCSS、JavaScript、CGIPHPなどを勉強するよりも、PhotoshopやIllustrator、FlashやFireworksを勉強した方が、より高度なWebデザインを追及できるといえる。結局、画像がすべてなのだから。

ある人は「WebデザイナーとWebプログラマーを区別すべきだ」と言う。実際そのとおりだろう。芸術的思考と論理的思考の区別とでも言おうか。

画像編集の巧拙とプログラミングの巧拙の相関関係は弱い。レベルの高いプログラミング系サイトのデザインが往々にして稚拙なのがその証左だ。

役割分担が進むということは、アダム・スミスの「分業理論」を引くまでもなく、ある意味でWebが成熟してきたということだ。

2003-10-13T13:12+09:00 | Webトレンド | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

今、流行のSEO

[スクリーンショット: my display:今、SEOという言葉がWebで流行している。

SEOとは「Search Engine Optimization」(検索エンジン最適化)の略で、検索エンジンからの来客を増やす様々な手法のことだ。

要点をいえば、「検索エンジンに合わせてWebを改良することで、新規訪問者・リピーターを開拓しアクセス数を増加させ、訪問者にとって一層有用で判りやすいコンテンツを提供するという好循環を作りだす」ということ。

確かに効果は高いようで、ここCYBER@GARDENもSEOの手法のうちいくつかを実行したら、2週間程度でアクセス数が約1.2倍にアップした。

本格的にSEOを導入した場合、効果が出るのに1ヶ月~3ヶ月程度かかると言われるが、効果の高い手法にポイントを絞って実行すれば、おそらく数週間で効果が出るだろう。

SEOは主にビジネスユースのため、本格導入には結構費用がかかるようだが、個人サイトや小規模サイトでも無料でできる手法がたくさんある。『月刊 web creators』2003年11月号 (MdN発行、9月29日発売、定価1,280円)の特集記事が、SEOのポイントや手法がコンパクトにまとまっていてわかりやすいので、興味のある人は参考にしてみるとよいだろう。

2003-10-09T15:14+09:00 | Webトレンド | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

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