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Webデザインの間違い 2

前回に引き続き、今回と次回でも「Webデザインの間違い」を扱いたいと思う。

前回取り上げた記事よりも3年古い、Alertbox「新ウェブデザインの間違いトップ10」(1999年)について、私の意見も交えながらダイジェストする。

少し古い記事とはいえ、「意識は技術よりも三歩遅れて進歩する」という金言を思い出すだろう。

1. 動作しない、あるいは反応の遅いBackボタン

リダイレクトをかけるなど。明らかにリダイレクトするとわかっている場合はよいが、そうではない場合。ユーザーはリダイレクトに気づかないことが多いので、ブラウザのBackボタンを何度も押すというストレスに見舞われる。

2. 新しいブラウザ・ウィンドウを開く

アクセスすると同時にサブウィンドウがポップアップするなど。大手のサイトでも、キャンペーンのお知らせなどにこの手法を使っているところがある。ただ、それなら何もサブウィンドウをポップアップさせなくてもすむのでは、というのがユーザーの本音だ。

3. GUI部品の非標準的な使い方

ラジオボタンやチェックボックスを使ったリンクアクションなど。通常と違うかたちでのアクションは、ひとつの仕掛けともなりうるが、たいていはユーザーの反感を煽る。

4. 人物紹介(バイオグラフィー)がない

いわゆるプロフィールページがないなど。私はあまり個人が前面に出すぎたサイトは好きではないが、確かにその人がどのような人か確認したい場合もある。シンプルでよいので、プロフィールページを用意しておくべきだろう。

5. アーカイブ(旧文書保存用エリア)がない

Webスペースや内容の陳腐化の問題もあるし、必ずしもアーカイブを用意する必要はないと思うが、あればあったで便利なのは確かだろう。

6. ページのURLを移動する

ページのURL移動はデッドリンクの元凶であり、なるべく避けるべきだ。もし移動する場合でも、古いページに「このページは...に移動しました」といったリンクを貼っておくだけで、ユーザビリティは大いに高まる。

7. 単体で見たらまったく意味がわからない見出し

意味不明な見出しはユーザーを混乱させるだけ、ということ。ある意味、Webは見出しで決まるから、適切な表現で見出しを書くのは非常に重要なポイントだ。ユーザーは、見出しに喚起されて次のアクションを起こすのだから。

8. 最新の流行語に飛び付くな

何を「最新」とし、何を「流行」とするかは人それぞれだが、英語のカタカナ表記も含めて、確かにWebはわかりにくい言葉であふれている。Webとそれを支える技術が洋モノである以上、致し方ない面もあるが、個人的な感覚で言わせてもらえば、私は「ソリューション」という言葉が苦手だ。「解決方法」「解決策」でいいじゃないか。

9. サーバのレスポンスの悪さ

純粋にサーバ性能による部分もあるが、ページの重さ、アクセス時間帯など他の要因による部分も大きい。また、PHPASPで個人データを動的に生成する場合などは、複数のサーバと掛け合いながらページ表示しなければならないので、いっそうレスポンスが悪いと感じるだろう。オンラインショップなどでは、レスポンスの悪さが売上低下に直結するから、これは死活問題だ。性能のよいサーバと、シンプルで見映えのよいプログラムを使えばよいのだが、なかなかどうして、そうはいかず...。

10. 広告に見えるものすべて

Webと広告の関係は難しい。新たな広告が開発されては嫌われ、の繰り返しだからだ。それでも普通のバナー広告やテキスト広告、それにFlash広告は市民権を得た感じだが、ポップアップ広告は嫌われ度数が半端ではない。特に、Closeボタンをディスプレイ領域の外に出すタイプは、悪質な意図さえうかがわせる(と、大半のユーザーが感じている)。とりあえずは、節度をもって広告を使うしかない。

Posted on 2003-08-19T20:16+09:00 | Category: Webトレンド

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