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論理性と創造性 2

[写真: blue glass](以下、前回からの続き)

文章で何かを表現しようとするとき、自分の無力さを痛感する。あまりに稚拙で、あまりに無駄の多い表現に。

Web上での文書は特にシンプルでなければならない。紙ベースの文書とWebベースの文書、どちらを長時間読み続けていられるかと言えば、紙ベースと答える人が圧倒的に多い。

日本語は新聞や本に代表されるように、基本的に縦書きにマッチするのに対し、Web文書は横書きということや、そもそもディスプレイは目に優しくないことが原因だろう。

あと、これは感覚的な問題だが、Webを見ているときは思考が断片的になりがちだ。興味のあるところだけを拾い読みする、また場面の切り替わりが早いという意味で、情報誌やテレビを見ている感覚に近いだろうか。

それだけに、Web上では論理的に長々と書かれた文章よりは、多少突飛でも短くてわかりやすい文章が求められる。作家ではなくコピーライターの表現力が求められるということだ。

だが、コンテンツの整理、グルーピングのためには論理的な思考や一貫性が求められるし、HTMLCSSなどのWeb技術をきちんと身につける際、論理性の欠如は非常に大きなハンディになる。なぜなら、Webとはこれらの技術の論理的な表現にほかならず、物事を論理的に考えられる人はこれらの技術の習得スピードが速いからだ。

論理性も創造性も、一朝一夕で身につくものではないし、ゴールがあるわけでもない。ただ、常に頭の中でこれら二つを意識し、他のサイトに比べて自分のサイトは論理的・創造的なコンテンツを提供しているか、していないとすれば、どのように工夫し、あるいはどのように自分の能力を伸ばして、比肩しうるコンテンツを提供できるかをイメージすることが重要だ。

ある日突然、論理性や創造性がグンと上がることはありえない。大切なのは、「読み上手の書き下手」ではなく、「読み上手で書き上手」になれるよう、論理的で創造的なコンテンツを見て学び、それを自分でも表現できるよう、いろいろとチャレンジしてみることだ。

Posted on 2003-07-13T10:40+09:00 | Category: 身辺雑記

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