CYBER@GARDEN

home > Web::Blogoscope > やがて哀しきアクセスアップ

Web::Blogoscope

やがて哀しきアクセスアップ

[写真: soap dish]アクセスアップにはいろいろな方法がある。でも実際にそれが果たされた後も、いろいろと運営者を困らせる問題が出てくる。

第一に、Webスペースや快適な表示速度の確保のためにサーバを転々としたり、分散させなければならないことだ。サーバによってCGIの設定方法が違ったり、フォルダ構造に指定があったりと、移転や分散にともなう調整の手間や費用は結構ばかにならない。

第二に、迷惑メールが多くなったり、内容が不明瞭な問い合わせメールが増えることだ。それらの分別や処理に割く時間は決して少なくないし、Webスペースとメールボックスがセットになっているプロバイダも多いから、旅行や出張などで一週間ぐらいメールがチェックできないなど、その侵食の影響が意外と大きかったりする場合もある。

最後に、これは人によるが、欲がエスカレートするということだ。さらなるアクセスアップを目指していろいろな策を講じるが、そのために割く時間は決して少なくないだろう。それに、すぐに効果が表れないとフラストレーションがたまり、さらにアクセスアップに時間を割くというように、悪循環に陥ってしまう。

結局アクセスアップに一番効果的なのは「内容の充実」だし、逆に言えば内容が充実していないうちにアクセスアップに時間を割いても徒労に終わるということだ。ただ、もし内容が充実しアクセス数が伸びても、今度は上記のような問題が待ち受けているのだから、いずれにしても無問題(モーマンタイ)ということはない。

でもこれは一番重要なことだと思うが、アクセス数が伸びるなかで自分も成長し、さらに充実した内容が公開できるよう努力するようになるということだ。つまり、アクセスアップは努力する動機づけになるということだ。あるいは努力と感じず、ただそうしたくてそうしているという領域、ある意味ランナーズハイに近い状態になれたら、アクセス数など自然と後からついてくるようになるのだろう。アクセス数が伸びた後の問題は、その都度々々対処すればよいのだ。

「おもしろうて やがてかなしき 鵜飼いかな」にならないためには、内容の充実に時間を割き、アクセスアップにたくさん時間を割いたり、アクセス数が伸びないからといって気を揉まないことだ。

Posted on 2003-06-28T15:45+09:00 | Category: Webトレンド

トラックバックPings

トラックバックのURI:
http://www.cybergarden.net/mt/mt-tb.cgi/7

コメント

« CSSは義務? | ブログトップ | 論理性と創造性 1 »